ちょっとワンランクUpのエクササイズ♪ ピラティスで妊娠しやすいカラダ作り

ちょっとワンランクUpのエクササイズ♪ ピラティスで妊娠しやすいカラダ作り

今回はベビ待ちママにピッタリの“ピラティス”にスポットをあててみました。
ワンランクUP↑のエクササイズで元気な赤ちゃんを~★

そもそも、妊娠しやすいカラダとは・・・?

冷えはカラダの大敵です子供ができにくい原因として冷えは大きな項目の一つです。
冷えの原因には、体力、筋肉の衰えが大きく、普段あまり運動をしない方に、よく冷えの傾向が見られます。筋肉は臓器を支え、体温をカラダ全体に伝達してくれます。つまり衰えた筋肉は、体内の血液循環に影響し、体温保持のための機能が確実に低下しやすくなるのです。

筋肉を保ち自律神経の働きを調整しましょう他にも筋肉の運動には自律神経の働きを調整する作用などがあります。
自律神経の乱れは体温低下に結びつき、また大きなストレスを引き起こす要因にも。
ストレスは、女性のカラダに様々な影響を与え、ホルモンバランスの崩れや、卵管の収縮などを引き起こします。
筋肉を保つことで、カラダ全体を暖めてくれ、自律神経の働きを調整し、さらにココロとカラダのバランスを非常に良い状態に促すことができます。
“妊娠しやすいカラダ”とは、均整のとれた筋肉がしっかりカラダ全体を保護しているといっていいかもしれません。

なぜ、ピラティスなの?

ピラティスとは、第1次大戦中のドイツが発祥となっています。
もともと負傷兵のリハビリとして開発され、ベッドの上で行えるエクササイズとして、体力の弱い方やお年寄りなど、あまり体力を要することなく簡単にはじめることができ、それぞれの体力等に合わせて、強度や難易度を変えることができます。

日頃運動していない人が、いきなりハードな運動やエクササイズをするのは、ケガや筋肉痛など逆にカラダを痛めることになりがちです。その点、ピラティスは腰痛や肩こりのある方でも、ご自分の出来る範囲で、無理をせず、自分のペースで進めていくことができます。

インナーマッスルを鍛える
歪みを正し、骨盤内を温める
心身ともにバランスをとる

ピラティスはカラダとココロの両方をケアしたエクササイズ、つまり妊娠しやすいカラダ作りにとても適したエクササイズなのです。

ヨガとピラティスはどう違うの?

もちろん、ヨガも冷え解消、自律神経の調整に適したエクササイズなので、妊娠しやすいカラダ作りに適したエクササイズといえます。ですが、ヨガは“瞑想”や“精神統一”といったやや内面的な部分を重視したエクササイズなのに対し、ピラティスは歪みの調整や筋肉の鍛錬といった外面的要素を重視したエクササイズです。

ヨガピラティス

ピラティスの基本的なポーズ

ピラティスは「今、ココの筋肉を動かしている」と意識する事で、効果が高まります。
ただ漠然とポーズを真似するだけでは、ピラティスの大きな効果は期待できません。
今自分が使っている筋肉をイメージし、ゆっくりと正確に、意識を集中させて自分の身体をコントロールしながら取り組みましょう。

胸式呼吸で姿勢を正し、自律神経のバランスを整えます。

左右の恥骨と骨盤を形作る三角形のポーズ。床と水平に保ち、気持ちをリラックスさせ、鼻から深呼吸。ピラティスの基本的なポーズです。

一つ一つを丁寧に・・・。特にお腹回りの筋肉を鍛え、温めると同時にお産に必要な体力作りを目指しましょう!

佐藤 摩実先生

佐藤 摩実先生より(ピラティストレーナー)

ピラティスは姿勢を改善し体調も整えながら、妊娠しやすいカラダ作り、前向きな出産、産後の体型回復と、妊娠前から産後までを幅広くカバーしてくれる効果的なエクササイズです。私自身が経験した2度の出産を通して、産前産後とも穏やかにカラダを調整していけるピラティスを取り入れることが、とても役立つと実感しました。今まで、多くの生徒さんを指導してきた経験を活かして、妊娠、出産、産後の様々な悩みを分かち合いながら、これからもエクササイズを行っていければと思います。

profile
マタニティエクササイズ指導歴21年。指導した妊婦さんは1万人を超えるマタニティエクササイズのスペシャリスト。最近、第2子を出産された2児の母でもあり、「第1子のときより、ピラティスを行っていた第2子のときのほうが産後もラクです。」と自ら実証。
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